マクロビオティックを使った、体質改善、病気の改善には、
体質の陰陽・食べ物の陰陽を判断してやっていきます。
この考え方が、 「 無双原理 」 です。
約4000年前の中国で伏義という伝説上の皇帝が、
天の運行を観察し発見した
「易経」 が基になっています。
易経を、科学用語で解釈したのが「無双原理」です。
世界の仕組・宇宙の仕組みを 陰・陽 で説いています
1 まず 無極 ・ 無限
2 無限 が ニ極 陰と陽 を創る
4 二極 が エネルギ― を創る ― 陰陽四つの組み合わせ
16 四のエネルギ― が 素粒子 を創る
256 素粒子の固まったモノが 元素
65536 元素の固まったモノが 分子(クロロフィル)
65536の二乗 ヘモグロビィン ― 血 になる
陰 ▽ と 陽 △ には、四つ法則がある
一 陽と陰は、お互いに引き合う
ニ 陽と陽、陰と陰の同性は反発し合う
三 大きな陽は小さな陽を、大きな陰は小さな陰を引きつける
四 陰極まれば陽、陽極まれば陰に転じる
以上が 無双原理の原点です
簡易的に 陰 ▽ ・ 陽 △ を考える方式
陰 ▽ 陽
△
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女 男
植物 動物
大人 子ども
大きい 小さい
高い 低い
細長い 丸い
軽い 重い
枝に成る物 根菜類
紫・白 赤
死 生
心 金
考える 行動
遠心力 求心力
拡散 収縮
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無双原理を世に広めた、大森英桜先生は
いままでは
陽 △性 ― 火 ・ 物 金 ・ 権力 ・ 競争 の時代
これからは
陰 ▽性 ― 水 ・ 心 ・ 共生 の時代
と言ってみえます
日常生活へ適応するには、
体質の ▽ △
病気の ▽ △
症状の ▽ △
反応の ▽ △
食物の ▽ △
等を、判断して行います。
陰陽は比較対象の概念で、常に絶対的なモノは、ありません。
しかし、簡易的な陰陽を知って、日常生活に適応していくことも、大切ですし
役に立つと考えます。
夏に食べる物、体を冷やす物、また冬に食べるべき物、体を温める食べ物など
陰陽に基づいて、判断します。
ぜひ、皆様も一度、参考になさると、良いと思います。